Google Docs について
Google Docs は、すばらしいです。しかし、ここには私の使い方では、不便を感じることを書いておきます。
ただし、私の誤解も多いでしょうし、Google Docs などのシリーズは日々新たで、同じ結果にならないものも多いと思います。
数式はHTML化すると図になります。この図はボケています。これは、HTMLの<img>タグの図は、表示可能な空間いっぱいに表示されるのが標準であり、数式の図にはサイズ指定がされていないことによるようです。
この問題は、サイトジェネレータで変換する際に、サイズを付与し、垂直方向の基準を指定していくらか改善しました。
しかし、元のGoogle Docsの編集時のように鮮やかではありません。
また、数式はスクリプトとして扱えないので、Google Docs の数式編集機能の操作によらなければなりません。式の変数名を一律に変更したいと考えても「置換」のようなエディタの助けが得られません。
どうせ図なのだから、LaTexで書く手もありますが、この場合LaTexのスクリプトを文書と別に管理しなければなりません。
また、行列を記述する方法はないようです。
WEBページを作るので「ファイル」「ページ設定」「ページ分けなし」にするのが妥当と思います。ページ区切りだけでなく幅に対しても制限がなくなるものと思います。
幅については2通りの考え方ができます。
どうやら後者になります。
希望は1.です。
横幅に制限を付けずにブラウザの窓の幅に合わせて表示することが希望です。
ページの幅が固定なら、表を使って配置すれば良いことですが、回り込みがないのは残念です。
図表に見出しを付けたり、図表番号を一連につけるといった機能はないようです。
これについては、簡単なGASスクリプトを書いて満足です。
ページ内の目次を作る機能はありますが、章番号やネストは正しく反映されません。
目次に番号を付けるには、目次を選んで、目次に改めて番号を付けます。したがって、本文についている章番号と同じになっている保証はありません。間違えずにやれば一致しているはずだと言うことです。
HTML出力を見ると、本文中の各章はオーダーリストのネストになっておらず、章見出しの1行で完結しています。どうやら、見出しは本来ネストするものとは考えられていないようです。
見出しに「段落タイトル」の見出し1、... を指定して、番号を付けますが、この書式を記憶させても、番号付きであることにはならないようです。
そこで、見出しには、前にある見出しの書記を張ることで1アクションで見出しにしています。
しかし、この方法で付けた見出しは、HTML化すると文字の大きさやboldなどの属性が崩れてしまいます。見出しになる文字列の文字種区切りを判断するようになっているようで、一連の文字列なのに分割して異なった属性を与えます。
これは、Google Docs で、属性を設定し直せば治ることから、元来、文字種ごとに属性を振るもののようです。
Google Docs は日々新た、です。このページは頭の1字がboldになっていて、欧文のルールかも知れません。
見出しにつけた章番号は、HTML化すると半角となり小さくなっています。
トップレベルの章は「1」、「2」、「3」、・・・と章番号が振られ、その次の階層は「1.1」、「1.2」、・・・のようになります。2章に入ればその下位は、「2.1」から始まります。しかし、google Docs 上では、そうなっていてもHTML化したものは、章1のレベルの番号を引き継いで、「2.3」から始まっているような箇所があります。